エリザベートと京本くん

ミュージカル『エリザベート』千秋楽おめでとうございます!!!

キャスト、スタッフの皆様、3ヶ月という(稽古やいろいろを含めたらもっとですが)長い期間本当にお疲れ様でした!!

皆様のおかげでとても素敵な舞台を観させていただけました。





思えばミュージカルなど全く興味のなかったわたしが『エリザベート』を観に行くきっかけになったのは、他の誰でもなく、京本大我くんでした。それは2015年1月20日の突然の発表。突然じゃない発表なんてありませんが、まさか東宝のミュージカル、しかもあの帝国劇場で上演されるミュージカルに大我くんが出演するなんて、夢にも思わなかったのです。しかし『エリザベート』という作品については題名くらいしか知らなくて、最初は《大我くんいるから観に行こう》なんてかる〜いノリでチケットを購入しました。



運良くプレビュー公演のチケットも譲っていただけることになり、大我くんがルドルフとして初めて舞台に立つ瞬間を観ることもできました。劇場に着いたらパンフレットを買い、館内装飾も撮りすぎかってほど撮影して席に着いた途端、こんなに歴史ある場所で、世界中で愛される作品で、大我くんがひとりの俳優として今日から3ヶ月間ルドルフを演じぬいてゆくんだっておもったらドキドキわくわくが止まりませんでした。

そしてわたしは『エリザベート』の世界を初めて体感しました。

セットからオーケストラ、役者まで完璧に完成された空間…そんな偉大な舞台の中で演じる大我くんを観て、そしてたくさんのミュージカルに出演されている方々の安定しつつも大胆な歌や演技に一気に『エリザベート』という作品に魅せられました。大我くんがいなくても、CDも買うし、カーテンコールの映像も見ました。やはり少し悲しいですけど。でももう『エリザベート』自体を好きになってしまったのです。


大我くんは観に行く度に演技も歌唱力も成長し、自分なりのルドルフを模索して周りにいる先輩方に追いつこうと努力しているように感じました。ルドルフではない場面もありましたが、そこでもとてもいい表情で普段とは違う歌や踊りで魅せてくれました。

人それぞれ感じ方は違うと思いますが、わたしは最初は儚く少し世間知らずな操り人形のような皇太子に見えましたが、台詞回しや身体の動きなどによって、強く自分の信念を持ちながらも国を思うあまりに空回ってしまう皇太子に徐々に変わっていってたのかなぁと感じました。


たくさんの舞台を経験してきた役者さんたちに比べたら、まだまだだったかもしれません。でもこの夏大我くんが『エリザベート』に挑んだことでそんな先輩方に少し近づくための大きな一歩を踏み出すことができたのではないかなと思います。『エリザベート』で演じたルドルフ皇太子は大きな財産で、これから長く続くであろうアイドルとして、役者としての生活にもとても影響するんだろうな。



3ヶ月の間に体調不良で1幕最初のシーンのみしか出演できず、Wキャストの古川雄大さんに助けていただいたこともありました。古川さんは自身のファンクラブのイベントがあったにもかかわらず、すぐに帝劇へ駆けつけてくれました。大我くんも大我くんのファンもみんな、古川さんには感謝でいっぱいだったと思います。公演が始まる前の稽古場でも古川さんについて回ってるようなことを雑誌で言っていたので、『エリザベート』を通して大我くんにとって古川さんは良き兄のような存在になったのではないかなと思います。これからも古川さんと大我くんの交流が続けばいいなと勝手ながら思っています。






いつでも目の前のお仕事に全力でぶつかっていく大我くんがいたから、わたしは『エリザベート』という素晴らしい作品に出会うことができました。オーディションをうけてくれて、ルドルフ皇太子役を勝ち取ってくれて、プレッシャーも大きかっただろうと思いますが素晴らしい演技を見せてくれて、ありがとう。


この3ヶ月は長いと思ったら全然そんなことなくて、凄まじい勢いで過ぎていったように観劇する側としては思いました。大我くんはどうだったのか、気になります。



何を言ってるのか自分でもわけわからなくなってきたので…



改めて

京本大我くん、『エリザベート』3ヶ月間お疲れ様でした!わたしも素敵な日々を過ごせました。

千秋楽おめでとうございます。